| 青市はサンシャビルの一階で、間口がほんの2メートル、奥行き5メートルほどの小 さな店だが、
場所が場所だけに、客足が途切れることはない。一つ一つしっかり値札がついてい て、わかり易い。美味しい漬物が並ぶことでも定評があり、この日もナスやキムチな
どが、季節の野菜や果物といっしょに並んでい た。 「気楽に立ち寄ってもらえるところが、この店のいいところかな」と石井さん。中年 の女性が主な客だが、関西出身の主婦はだいたい値切るとか。だが負ける負けないは 別として、そのやりとりもコミニュケーションの一つだという。 石井頴博さんが、脱サラして奥様とともに青市を開店したのは、昭和54年(197 9)のこと。それから25年、パートさんに来てもらうこともあるが、ずっと二人で 頑張ってきた。早起きして住まいの沼南町から東京まで仕入れに行くのは、頴博さん の日課。 |
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(写真:青市に並ぶ野菜・くだもの)
「趣味は仕事」というくらい休みの日も帳簿づけなど
で忙しい。それでもゴルフ歴10年という」頴博さんは、趣味のゴルフを楽しむこと
もある。カメラを向けると「お店の顔はこの新鮮な果物や野菜たちだよ」と、 奥に引っ込んでしまわれた。 困ったが、たしかにそうかもしれない。本当のお店の顔に会いたい人は、ぜひ足を運 んで、自分の目でお確かめあれ。
大型店もいいが、小さな個人商店ならではの親しみやすさもある。これからもぜひ頑 張ってほしい。
