お店の顔はどんな顔 ?
パーラーナルシマ店長・柴井志のぶさん
和洋の豊富なメニューで美人姉妹が待ってます


パーラーナルシマはスーパー長崎屋の2階で、柏駅南口の丸井前広場に面しており、 丸井側からと、長崎屋の店内からと両方の入り口から入ることができる。店内は椅子 が60脚あまりもあって、 広場を見下ろしながらくつろげる快適な空間である。

30年ほど前、長崎屋共同ビルの建設と同時にオープンしている。志のぶさんは、平 成8年に初代店長のお母さんから引き継ぎ、現在妹の佐藤直美さんとともに店をきり もりしている。もともと実家の建設業・成島組がこのビルの地権者という関係でもあ る。
パーラーナルシマ
「この辺は、どちらかといえば裏通りだったのですが、今ではすっかり表通りの賑や かさになりました」と、感慨深げな志のぶさん。丸井の開店当時は、そこの店員さん たちでいっぱいになり、目の回るような忙しさだったという。

いまは若者受けのするおしゃれなガラス張りや、テラス風な店が多いが、中高年には どこか入りづらい面がある。パーラーナルシマの店内はシックな色合いの椅子とテー ブルと、あまりアカぬけし過ぎない内装で、誰もが気軽に入っていける雰囲気だ。


まずメニュ−の多さに驚かされる。こってりした若者向けの洋食系から、あっさりし た熟年層向けの和食系まで幅広い構成になっている。ちなみに、うどん、いなり寿 司、あんみつを一つのお盆に盛り合わせた「あやめ」を食べてみたが、量も値段も手 頃でおいしかった。

「お客さまがおいしそうに食べて下さる時、また初めて来たお客さまが次も同じもの を注文して下さった時など、うれしいですね」と、志のぶさん。「人が人を呼ぶかた ちで、お客様がお友達を誘ってきてくださった時もうれしいですね」と、直美さん。
店長の柴井志のぶさん(右)と、
妹の佐藤直美さん
飲食業界もチェーン店の参入などで、顧客獲得にしのぎをけずる時代。客のニーズに 合わなければそっぽ向かれる。「周りのお店ともお互いさまという関係で共存しなが ら、独自の色を出すしかないですね」と、個人店の難しさを語る。「要は気持ちよく 食べて、気持ちよく帰っていただくことに尽きますね」と、お二人。

以前は実家の成島組で事務の手伝いをしていたという志のぶさんは、「一級土木施行 管理技師」という立派な資格も取得した努力家。現在は週二回、二人がそれぞれ所属 するママさんバレーで汗を流すのが楽しみという。

二人は正真正銘の姉妹だが、宝塚でいうなら男役と女役といった感じで顔もタイプも 違う。つい熱くなって突っ走り勝ちな志のぶさんを冷静に抑えてくれるのが、妹の直 美さんだという。「この人にはなにかと助けられています」と明るく笑う志のぶさ ん。とってもステキなコンビネーションである。