“冬の街に響く歌声”
「音街かしわ2007 二番街ライブ」
(記)柏木じゅん子
今秋、柏を中心にライブ活動を展開しているミュージシャンたちによる音楽イベント「音街かしわ2007」が
開催され大きな反響を呼んだ。「音街かしわ2007」は、1998年から毎年開催されていた路上ミュージシャンコンテストの代
わりに 企画されたイベントで、10月14日のオープニングライブを皮切りに、柏駅東口ダブルデッキにて様々なジャンルの
ミュージシャンによるストリートライブが1週間にわたり繰り広げられた。また、10月21日には、大堀川防災 レクリエーショ
ン公園において、サンプラザ中野さんや奥華子さんら柏に縁のあるミュージシャンたちが出演する「音Fesかしわ2007」も開催
され、秋晴れの下で大勢の人たちが集まりライブを楽しんだ。
その「音街かしわ2007」の冬の企画として、12月9日と12月22日に、二番街の丸井柏店エントランスに設けられ
たステージで、若手ミュージシャンのライブが開催されることになった。
12月9日に開催されたライブのトップバッター、橋本愛さん。「歌うことと柏の街が大好きです!」という
橋本さんは、初々しい笑顔とキュートな歌声が印象的。
東京・仙台・千葉のストリート、ライブハウスを中心に活動している3人組フォークデュオ
「秋風センチメンタル」。今回は音楽担当の高野浩二さん、山田高士さんの2人によるライブだったが、普段は書道家の
大塚耕志郎さんも加わり3人で活動しているとのこと。音楽と書道のコラボレーションもぜひ観て(聴いて)みたい。
顔を黒く塗り、怪しい英語交じりの日本語で挨拶をしながらステージに上がった手賀沼淳さん。自作の曲の
タイトルにもなっているお菓子の「うまい棒」を客席に投げるなどパフォーマンスたっぷりに歌い観客を沸かせる。
柏・松戸を中心にライブ活動をしている3人組「SUSANOO TRICOLOR(スサノオ・トリコ
ロール)」。伸びやかな歌声と軽快な演奏に合わせて観客達も手拍子で盛り上がる。赤い箱のように見えるペルー発祥の
「カホン」という打楽器も目を引いた。
師走に入り、クリスマスやお正月の準備でいつにも増して賑わう二番街。しかし、ミュージシャンたちの
歌声が響き始めると、足早に歩いていた人々も立ち止まって歌に聴き入っていた。
柏市では街とミュージシャンの共存を目指し、2005年に路上ミュージシャンの認定制を導入した。今回
出演した4組も認定を受けたミュージシャンである。有望な若手ミュージシャンたちを街ぐるみで応援する「音街かしわ」
の今後の取り組みにも期待したい。
◆ストリートブレイカーズ(「音街かしわ2007」企画・運営)HP